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2023.04.11

【経営者向け】残念な経営者が持つ6つの共通点

経営相談

経営者として成功するためには、多くのことが求められます。
しかし、従業員や取引先、コンサルタント、ステークホルダーから見て「残念な経営者」と呼ばれる人たちがいます。
彼らが持つ特徴とは何でしょうか?
ここでは、残念な経営者の特徴について、大きく6点取り上げます。

1 人を扱うのが苦手である

まず、残念な経営者に共通する特徴として、人を扱うのが苦手な点が挙げられます。
経営者として成功するためには、従業員や社員との良好な関係構築が不可欠ですが、彼らはコミュニケーションを怠りがちです。
そのため、チームワークやモチベーションが低下し、会社の成長を妨げることになります。

2 ビジョンや計画を持っていない

残念な経営者は、ビジョンや計画を持っていない場合があります。
経営者として成功するためには、ビジョンや計画を持っていることが非常に重要です。
しかし、彼らはその場しのぎの対応に走りがちであり、会社の将来を見据えた経営ができなくなるため、企業の成長を妨げる原因となります。

3 マーケットや顧客を理解していない

残念な経営者は、マーケットや顧客を理解していないことがあります。
経営者として成功するためには、市場や顧客のニーズを理解して、適切な戦略を策定することが必要ですが、彼らは市場や顧客を理解せず、自分の好みや思い込みで企業戦略を策定する傾向があります。
これにより、競合他社との差別化ができず、市場シェアを拡大できない原因となります。

4  経営に対する責任感が薄い

残念な経営者は、経営に対する責任感が薄いことがあります。
経営者として成功するためには、会社や従業員、株主に対する責任感が不可欠ですが、彼らはそのような責任感が薄く、個人的な利益や利益追求に重点を置く傾向があります。
そのため、企業のイメージや信頼性を損ない、金融機関をはじめ周囲からの信頼を失います。

5 組織の健全性を犠牲にする

残念な経営者は、不正行為や倫理的問題に対する対応が不十分であることがあります。
近年、企業において不正行為が発覚するケースが増えていますが、彼らはそのような問題に対して十分な対応を取らない傾向があります。
これは、企業の信頼性や社会的責任を損なう原因となります。

6 財務管理能力が不十分

残念な経営者は、財務管理能力が不十分であることがあります。
経営者として成功するためには、財務管理能力が必要不可欠ですが、彼らは財務管理が不十分であり、会計処理や財務報告において適切な措置を取らない傾向があります。
これにより、企業の経営状況を正確に把握できず、資金調達や投資判断が誤った結果を招く原因となります。

成功する経営者とは

では、成功する経営者になるためには、どうすればよいのでしょうか。
簡単です。残念な経営者と逆のことをします。
成功する経営者とは、チームのモチベーションを高め、従業員に対して適切な指導を与え、倫理的な経営を行い、財務管理を適切に行うことができる人です。
・自己中心的な考えよりも利他の考えを尊びます。
・従業員や社会に貢献することを重視し、社会的責任を果たすことを大切にします。
・自己中心的な思考を排除し、チームワークを重視し、常に従業員や顧客の立場に立って行動します。
・倫理的な経営を実践し、不正行為や倫理的問題に対して適切な対応を行います。
・財務管理能力を高め、適切な財務報告を行い、企業の経営状況を正確に把握します。
・チャレンジ精神旺盛で、リスクを冒してでも、新しいことに挑戦し、企業の成長を促進します。

一つ一つは容易ではないと思います。
ですが、絶対にビジネスを成功させる、従業員はじめ周囲を幸せにするという決意と情熱を持って仕事に取り組む過程の中で、必ず成功する経営者になることができます。
社会に貢献することを忘れず、常に誠実に積み重ねていくことが重要です。

まとめ

以上、残念な経営者の特徴について、6点とりあげました。
1 人を扱うのが苦手である
2 ビジョンや計画を持っていない
3 マーケットや顧客を理解していない
4 経営に対する責任感が薄い
5 組織の健全性を犠牲にする

6 財務管理能力が不十分
これらの特徴を持つ経営者は、会社の成長や従業員のモチベーションを低下させ、企業イメージや信頼性を損なうことになります。
遅かれ早かれ会社を傾かせ、消えていくことになります。
経営者として成功するためには、これらの特徴を避け、正しい経営手法を取り入れることが必要です。企業の発展や社会的責任を果たすために、是非今回の記事を参考にしていただければと思います。

おわりに

ここまで、二代目経営者に必要なことを詳しく説明してきました。
残念な経営者は、遅かれ早かれ会社を傾け、斜陽へと誘います。
会社の経営が厳しいのは、経営者が原因です。
資金繰りが厳しいのも、従業員が定着しないのも育たないのも、売上が立たないのも、全ては経営者が原因です。景気や業界などは、所詮外部環境にすぎません。
本当に強い企業は、景気が良し悪しに関係なく儲けることができる企業です。
私は違う、うちは違う、と否定しても、何も始まりません。
経営者として成功するためには、常に誠実であることが必要です。
今回の記事を参考にし、自己啓発を行い、経営者として成功するために必要なスキルを磨いていただければと思います。

記事執筆


株式会社トライアンドエラー
代表取締役 遠藤 光寛(えんどう みつひろ)
税理士 行政書士
1981年生まれ 山形県出身
2000年仙台国税局採用 福島県内税務署を中心に18年間勤務。
2018年税理士事務所を設立。国税時代から法人個人含め延べ約30万件超の財務経営コンサルティングに携わる。
現在は株式会社トライアンドエラー 税理士兼代表取締役社長として、福島県郡山市の企業を中心に財務経営コンサルタントとして活動中。

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