【開催レポート|インストラクター基礎講座 #2】ノートは「思考を鍛える武器」になる

インストラクター基礎講座の第2回を開催しました。
今回のテーマは「ノートとメモの違い」そして「脳の特性を活かしたノート設計」。
まず、メモとノートの本質的な違いを整理しました。
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メモ:事実の写し取り
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ノート:事実・解釈・行動を結びつけ、思考を構築する道具
この「3要素(事実・解釈・行動)の結びつき」こそが考える力の核心であり、
組織内の指導やコミュニケーション改善にも直結します。
さらに、士業だからこそノートとメモは重要です。
お客様のお話を基に課題を見つけ、適切な対応方法を導き出す。
一次情報を正しく理解して判別するための機能を担うのが、メモでありノートです。
情報の精度を左右するのは、このメモとノートにあるといっても過言ではありません。
これを徹底的に整え、使いこなすことが、財務インストラクターとしての基礎であり要点です。
テクニックはその後についてきます。
後半では、脳の特性(集中・右脳左脳の使い分け・視覚優位・「感覚→感情→理性」の処理順序)を踏まえ、
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左から右へ流れる構成
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青ペンを活用した色分け
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事実→解釈→行動のフレーム化
など、単なる記録を「思考の武器」に変えるノート術を共有しました。
また、受講者からは実務での進捗共有もあり、ノート術の実践・事務所内展開・外部研修化など、具体的な活用の展望も見えてきました。
私たちは、「人は財」「顧問先は士業が育てる」という信念のもと、現場で実際に役立つ思考法を研修を通じて届けていきます。
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