【開催レポート|財務インストラクター養成講座 #2】数字を翻訳して提案につなげる

今回のテーマは「財務情報をどう伝えるか、どう提案につなげるか」。
士業として数字を扱う際、そのまま伝えるだけでは社長には届かないことがあります。
「社長は数字に詳しくなくてもいい」──
むしろ中途半端な知識は危険です。
だからこそ私たちが“翻訳者”となり、経営判断に使える形で数字を渡すことが重要だと考えています。
本講座では、次の3点を柱に決算書活用の視点を整理しました。
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財務諸表をざっくり押さえる方法
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人時生産性など、行動につながる指標
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年計表による数字の見える化
後半は、実際の貸借対照表3期分を使ったワークを実施。
資産・負債・資本の推移から会社の成長トレンドをつかむ「大枠の判断材料」を体験いただきました。
参加いただいた先生からは、
「これなら顧問先との対話の入り口にしやすい」
との声をいただき、実務につながる手応えを共有できました。
数字を読むだけでなく、どう伝え、どう行動に変えるか。
その実践を積み重ねることで、顧問先支援の質が高まり、受講された先生方の事務所自体をさらに強くしていくと感じています。
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