ご縁は流れてくる。意思で選び取る。

信用を大切にしたい私たちの仕事観
こんにちは。 福島県郡山市で税理士事務所を運営している、税理士の遠藤光寛です。
税理士としてさまざまなご相談を受けていると、「この人とはご縁を大切にしたい」と思うこともあれば、「この方とは、今はご縁がなかったのだな」と感じることもあります。
今日は少し視点を変えて、「ご縁と信頼」について、私自身が大切にしている考え方をご紹介したいと思います。
ご縁は川の流れのようなもの
私は「ご縁」を“川の流れ”のようなものだと捉えています。
川の水は、常に流れています。止まることも、後戻りすることもなく、自然のままに、時に勢いよく、時にゆるやかに、絶え間なく流れていきます。
人との出会いやつながりも、まさにそれと同じです。 ある日、突然連絡が来たり、偶然にも紹介されたり。 一見ばらばらに見えるようなご縁も、実は大きな流れの中で自然に巡ってきたものなのかもしれません。
でも、そのすべてを「受け入れるべき」だとは思っていません。
意思という「堰(せき)」の存在
大切なのは、流れてくるご縁をどう扱うか。
ここで登場するのが「堰(せき)」という存在です。 堰とは、川の流れを止めたり、方向を変えたり、水を溜めたりする装置。自然な流れに対して、人間の意思でコントロールを加えるポイントです。
ご縁が“川の流れ”なら、意思は“堰”です。 この比喩が示しているのは、「どんなご縁も、自分の意思で扱い方を選べる」ということです。
自分にとって必要な水を受け入れ、時には流れを制限し、そして時には堰を開けて流れを加速させる。 それこそが、意思をもった関係性の築き方ではないでしょうか。
良縁も悪縁も、扱い方次第
もちろん、流れてくるすべての水が“清らか”とは限りません。
- 自分にとってプラスになる、信頼に足るご縁(=良縁)
- 一見良さそうに見えても、のちのち摩擦を生む関係(=悪縁)
そうした違いは、最初のうちは見えづらいものです。
しかし、どんな水であれ、「どう扱うか」はこちらの意思次第です。
悪縁も、最初から“悪”で決まっているわけではありません。 何を許容するか、どこで線を引くか──。 それを決める意思があってこそ、良いご縁とのつながりを育むことができるのだと思います。
実際にあった出来事
ある日、法人の方から「税務顧問を変えたい」との問い合わせをいただきました。
現状に不信感があり、当事務所のHPやブログも確認のうえ、連絡をくださったとのこと。 丁寧なやりとりのうえで、週明けに面談の予定を組みました。
ただ── 「面談場所は追って連絡します」という言葉を最後に、その後まったく連絡がありませんでした。 3営業日以上が経っても、音沙汰がないまま。
こちらからも一度だけ「ご連絡がないため、一度白紙とさせていただきます」とメッセージを送りましたが、返信はありませんでした。
プロとして、どこかで線を引く
このようなケースは、ときどきあります。 ですが、私自身はこうしたやり取りに対して、違和感を拭えません。
税理士はサービス業であると同時に、「信頼を土台にした専門家」でもあります。
- 連絡を返す
- 約束を守る
- お互いの時間を大切にする
この基本的な姿勢が欠けているままでは、仮に仕事が始まったとしても、途中でストレスを感じる関係になってしまいます。
私は、目の前のお客様には全力で向き合いたいと思っています。 そのためには、“誠実さ”を共有できる方とだけ、お付き合いしていく必要があります。
ご縁とは「お互いを尊重し合える関係」
これまでにも、以下のようなケースがありました。
- 問い合わせをくださった士業の方が、当日無断キャンセルされた
- 講座の準備をしていたにもかかわらず、連絡が取れず当日に辞退された
どれも、事情があったのかもしれません。 ですが、こちらとしても事前に準備をしており、限られた時間を使って動いている以上、「一方通行」のやり取りでは続きません。
ご縁とは、お互いの意思と誠実さがあってこそ、育まれるものだと感じています。
最低限の信頼ライン
私は次のような点を、やり取りの中で大切にしています。
- 約束の時間を守る
- 連絡をきちんと返す
- こちらの提示した条件に協力的である
- 敬意ある言葉づかいや対応がある
これらは、相手を選別するための条件ではありません。 「一緒に気持ちよく、前向きに仕事をしていくための最低限の基準」です。
信頼は、未来につながる力
税理士との関係は、単なる“書類のやり取り”ではありません。 5年、10年と続いていく、未来志向の関係です。
だからこそ、「今だけよければいい」ではなく、「この先もずっと、信頼して任せられる人かどうか」を重視していただきたいと考えています。
私自身も、そうしたご縁を大切にしています。
ご相談は、誠実に気持ちよく
遠藤光寛税理士事務所では、初回のご相談を【90分/税込33,000円】で承っております。 これは、相談の場が“無料だから軽く扱う”ものではなく、真剣に未来を考える場であってほしいという思いからです。
いただいたご相談には、誠実に、全力で対応いたします。 そのためにも、私たちも「誠実なやり取り」を前提に、日々の業務に向き合っています。
まとめ:ご縁の質を決めるのは、あなたの意思
- ご縁は、川のように流れてきます。
- どの水を受け入れ、どう活かすかを決めるのは、私たちの意思です。
- 信頼は、“選び取った関係”の中でしか育ちません。
だからこそ、税理士選びにおいても、意思を持って選ぶことが大切なのです。
気持ちの良いご縁を、心よりお待ちしております。
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記事執筆者
遠藤 光寛(えんどう みつひろ) 税理士・行政書士・FP1級
18年間の国税職員経験を経て、2018年に独立。 クラウド会計や医療法人支援を専門としながら、税務申告・記帳代行にとどまらず、人材育成・業務の仕組み化・データに基づく経営戦略立案、実行を一貫して提供している。
2020年に株式会社遠藤会計を設立し、福島県郡山市を拠点に、企業の経営基盤を支える伴走型の税理士事務所を運営。 以下のような、「現場と数字」の両面からの改善支援を強みとする。 ・債務超過企業の黒字化 ・離職率の高い組織の再構築 ・マネジメントに悩む管理職の再育成
支援の根底にあるのは、「人は財」という信念。 税務の専門家としての正確さに加え、人と組織の成長をともに考える姿勢に信頼を寄せる顧問先も多い。 すべての顧問先に税理士本人が対応し、経営者の課題に誠実に寄り添う姿勢を大切にしている。
保有資格
- 税理士
- 行政書士
- ファイナンシャル・プランニング技能士1級
- CFP®認定者
- 認定マスターコーチ
- 経営支援責任者
- 方眼ノートトレーナー
- クラウド会計ソフトfreee会計上級エキスパート
- クラウド会計ソフトfreee人事労務エキスパート
- 第二種情報処理技術者
- 初級システムアドミニストレータ
- Microsoft VBA Excel スタンダード
認定・許可
- 福島県 甲種防火管理者
- 経済産業省 経営革新等支援機関
- 厚生労働省 有料職業紹介事業所
- 福島県公安委員会 古物商許可

